バイクのヘルメットにもいろいろ種類があって、どれが良いか迷うことはありませんか?
それぞれを比較しようにもどこをどう比べると良いかわからない、という方もいると思います。
今回はバイクのヘルメットメーカー9社を比較して、それぞれの特徴を分析してみましょう。
あなたに合ったヘルメットメーカーはどれでしょうか?

1.ショウエイ

国産ヘルメットメーカー最大手の一つ、「ショウエイ」から分析してみましょう。
「アライ」と並び、国産ヘルメットメーカーの第一線を走る、長い歴史と高い技術を持ったメーカーです。
バイクに乗る人なら、初心者でも聞いたことがある名前でしょう。
他のヘルメットメーカーと比較して際立つのは、その「トータルバランス」です。
「安全性」・「デザイン」・「快適性」どれをとっても超一流といえるメーカーです。

快適性を追求するため、工場に自社の風洞実験室を保有し、走行時の、ヘルメット内外の風の流れを研究しています。

安全性を確保するために、年間3000個以上ものヘルメットを壊して検査を繰り返し、耐衝撃性の向上に余念がありません。

ショウエイらしい、スピード感と独創性のあふれるデザインで、愛用者の心をつかんで離しません。

2.アライ

ショウエイと並び、日本のヘルメット技術をけん引するメーカーです。
バイク好きの中では「アライ派」・「ショウエイ派」と別れるほど、その地位を確立しています。
他のヘルメットメーカーと比較して際立つ要素は、「安全性」です。

「安全のアライ」といわれ、安全性の代名詞にされるほどです。その秘密は、安全規格適合へのこだわりです。
当然のことながら、日本のすべての安全規格に適合していることに加え、海外の安全規格もクリアしています。

その一つがアメリカの「SNELL」規格です。
とても厳しい規格といわれていますが、アライのヘルメットは、そのほとんどすべてがこの規格をクリアしています。
他のヘルメットメーカーと比較しても、これは特異な分野であるといえます。

さらに「ただ硬い」だけではありません。
「かわす性能」という技術を採用し、ヘルメットの一カ所だけではなく広い範囲で衝撃を吸収することによって、ライダーの頭部への耐衝撃性を高めています。

3.OGK Kabuto

「国内3番手のメーカーは?」と聞かれると、必ず「OGK Kabuto」と答えるでしょう。
この数年で大きく飛躍してきたヘルメットメーカーです。
他のメーカーと比較して異なる点は、その良質な「アフターサービス」です。

OGKは購入後のアフターサービスの良さがずば抜けています。
壊れた時、メーカーに電話すると、まず詳細について質問されます。そしてその場で見積もりを出してくれるのでとても安心です。
また、どれだけ古いものでもちゃんと引き取ってくれて、新品同様に梱包されて戻ってきます。
お気に入りのヘルメットを長く使いたい方にこのOGKのヘルメットはおすすめです。

また、ほかのヘルメットメーカーと比較して異なるもう一つの特徴はその多様性です。
ヘルフェイス・システムヘルメット・ハーフヘルメット等、色々なヘルメットを生産しています。
バイクに合わせて、お気に入りのヘルメットを選ぶことができるのも良いですね。

4.AGV

「AGV」はイタリアのヘルメットメーカーです。
そのフォルムやカラーリングにイタリアらしさがにじみ出ています。
イタリアはモータースポーツの本場ですので、このメーカー抜きではバイクヘルメットについて語ることができませんね。

他社と比較して異なるのは、やはりその「デザイン」です。
国産の他のヘルメットとはまずフォルムが違います。
顎のところが細くなっていて、シャープなイメージです。風を切るようでとても速そうに見えますよね。

また、そのカラーも大きく違います。
史上最強のライダーと呼ばれた「ヴァレンティーノ・ロッシ」のヘルメットのレプリカを多く生産しています。
とてもユニークな、遊び心に富んだカラーリングで、かぶると気持も高まってきます。
幅が少し狭いので、日本人の顔の形にフィットしにくいところが少し残念なポイントです。

5.ダムトラックス

これまでは、王道のヘルメットメーカーを取り上げてきましたが、次に取り上げるのは個性が光る「ダムトラックス」です。
ダムトラックスは、オートバイに関係するグッズを取り扱うブランドです。
オートバイ好きが集まる「バイカーズカフェ」も運営しています。

他のヘルメットメーカーと比較すると、ダムトラックスのヘルメットはその「個性」が際立ちます。
比較的アメリカンなどのバイクが合う、古き良き時代を思わせるデザインです。

それでもカラーはとても奇抜で、新しい風との融合がとても斬新です。
またヘルメットの価格もお手頃で、思わずたくさん揃えたくなるほどです。
人とは違う、個性的なヘルメットが欲しい方にはぜひおすすめいたします。

6.TT&CO

アメリカンバイクにぴったりなのが、この「TT&CO」のヘルメットです。
ハーフヘルメットからフルフェイスまで、どのヘルメットもまさに「オールドアメリカン」なデザインです。
ハーフヘルメットはいくつも種類があり、その中から自分の頭とバイクに合ったものを選ぶことができます。

また、ジェットヘルメットも充実しています。
他メーカーのヘルメットと比較して特徴的なのは、「本革」を多く使い、高級感と重厚感を出しているところです。
デザインは個性的ですが、全体的に落ち着いていて渋めで良いですね。

最近の「スーパーマグナム」シリーズは、JIS規格だけでなくアメリカの「DOT」規格もクリアし、安全性においても高い基準を確保しています。

7.リード工業

ホームセンターなどでよく目にするのが、「リード工業」のヘルメットです。
このメーカーの特徴は、比較的「リーズナブル」であることです。気軽に購入できるのは良いですよね。

「ホームセンターで売ってるのなんて、ダサいんじゃないの?」、と感じるかもしれませんが、全くそんなことはありません!
ハーフからフルフェイスまで、色々なタイプのそして色々なデザインのヘルメットが揃っています。
オシャレで格好良いものもたくさんあります。どんなバイクにも合わせることができていいですね。

8.SIMPSON

ヴィンテージヘルメットといえば、「SIMPSON」ですね。
SIMPSONは、レーシングアクセサリーを販売しているメーカーです。
もともとアメリカンのバイクにはハーフヘルメットを合わせるのが「普通」でしたが、最近ではこのSIMPSONのフルフェイスヘルメットを愛用する人が増えています。

SIMPSON創始者のビル・シンプソンは、もともとドラッグレースの選手だったことから、そのこだわりがヘルメットにも表れています。
こだわりの一つが、「ごっつい」フォルムですね。まるでロボットのような、角ばった口元です。
アメリカンバイクにも負けない、強い個性で、存在感をアピールしています。

9.パルスター

パルスターはエンジンオイル・カー用品の卸売商社です。
他のメーカーと比較して大きく違うのは「価格」です。
パルスターのヘルメットもとても安価である上に、ホームセンター等で簡単に購入できます。
ハーフヘルメットからフルフェイスまで種類は多様ですが、デザイン・カラーは基本的に「スタンダード」です。
個性的なヘルメットがあまり好きではない方におすすめです。

最後に
ヘルメットメーカー9社を比較してみましたが、いかがでしょうか?

まだまだ数え切れないほどのヘルメットメーカーがあり、それぞれ特徴があり、個性があります。

バイクや、自分の好みに合わせてヘルメットを選ぶのも楽しいですね。

ヘルメット BILT Clutch2