バイク用ヘルメットの正しい選び方【保存版】
正しいバイクヘルメットの選び方を考えよう
これから免許を取得して、バイクを購入しようと思われる方・・
ヘルメットはどのような選び方をしようと思っていますか?
今までバイクに乗っていたけれど、何らかの事情でバイクに乗らずに過ごしてきたけれど、バイクにまた乗ろうと思われている方・・
ヘルメットはどのような選び方をしていましたか?
新しいバイクを買ったので、バイク用ヘルメットも新調しようと思われる方・・
気持ちを新たに、ヘルメットの選び方を考えてみませんか?
皆さん、バイク用ヘルメットの選び方はご存知でしょうか?
人によって、選び方は様々です。誰かの真似をした選び方ではダメ!自分に合った選び方を考えましょう。
あなたの周りに選び方を間違って、買い替えをした人がいたり、使えずに放置している人がいたり、誰かにあげてしまった人はいませんか?
間違った選び方をすると、時間が無駄になるし、お金も無駄になってしまいますよね。
「選び方を間違った~。失敗した選び方をしてしまった~。」なんて言っている人と同じ選び方はしたくないですよね。
ここでは失敗した選び方をしないためにも、正しい選び方をご紹介したいと思います。
楽しいバイクライフを送っていただきたいので、そういう方々にとってバイクヘルメットの選び方の役に立てればと思います。
バイクヘルメットはカラダを保護する重要な装備
まず、バイクに乗るときに重要な装備として、バイク用ヘルメットの存在が挙げられますね。(当たり前ですね)
バイク用ヘルメットは、原チャリから大型バイクに関係なく、バイクに乗るあらゆる人が装着をしなければなりません。
道路交通法に定められているので、バイクヘルメットを着けずにノーヘルで走行していると、お巡りさんに捕まってしまいます。
バイクは自動車と違って、自分のカラダを保護してくれるものが無い乗り物です。
大きい排気量のバイクになれば、速度が300㎞/h以上出るものもあれば、40㎞/h程度のものまで様々です。
ですが、バイクに乗る以上、自分の身は自分で守るという意識を持たれたほうがいいと思います。
その為、自分を守ってくれるバイク用ヘルメットの存在は、非常に重要で心強い存在なのです。
ですので選び方も非常に重要になってきます。
そのバイク用ヘルメットの選び方ですが、どういう選び方があるのかと言うと、
ご自分の乗られているバイクに合わせた選び方や、安全性で決める選び方、デザインで決める選び方、形で決める選び方、価格で決める選び方など、選び方の基準は様々です。
バイクヘルメットは自分の身を守ってくれる大事な存在でもありますので、どういう選び方をしたほうがいいのかをお伝えできればと思います。
自分の命を守ってくれるものなので、最終的な選び方はご自身でお決めくださいね。
【選び方1】安全性を確保するPSCマーク
安全性を重視した選び方のご紹介。
バイク用ヘルメットには、安全規格というものが存在します。
日本と海外とでこの安全規格は、国によって違ったりしています。
日本ですと、PSCマーク(またはPSマーク)、JIS、SG(製品安全性協会)マークなどがあります。
PSCマークが無いバイク用ヘルメットは、原チャリだろうが大型バイクだろうが、バイク用ヘルメットとして認められていませんので、あくまでも観賞用のバイクヘルメットとなります。
ですので、購入される場合、このPSCマークがあるものを買うという選び方をすれば、バイク用ヘルメットとしての安全性は確保されていますので、選び方の最初のポイントとして覚えておいてください。
SGマークはPSCマークと同等の安全性が確保されていますが、こちらはメーカーが自主的に第三者機関に安全性の評価をしてもらっているので、製品の欠陥がないように厳しく管理されています。
購入時には、PSCマークがあることと、SGマークが付いているものを買うという選び方をすれば、大丈夫と言うことになります。
そして、バイク用ヘルメットの安全規格ですと、SNELL規格というものが最も安全性の高いものであることの証明でもあります。
欧州では、SNELL規格よりもSHARP規格やECE規格が主流になっていますので、SNELL、SHARP、ECEという表記があれば、安全性は十分に確保されているということになります。
バイク用ヘルメットの選び方としては、こういった安全規格を参考に選び方の参考としてください。
安全性を重視したバイクヘルメットの選び方をご紹介しました。この選び方はあくまで一例です。選び方の参考にして頂き、どの選び方をするのはご自身でお決めください。
【選び方2】タイプ別による3つの特徴
タイプを重視した選び方のご紹介。
バイク用ヘルメットにはタイプがいろいろあります。
フルフェイスヘルメットといった、頭、顔を保護してくれるもの、ジェットヘルメットと言われる顔の部分を保護していないもの、
半帽タイプと言われる頭頂部を保護してくれるもの、と大きく分けると3タイプになります。
この中で、最も安全性の高い順から言いますと、
- フルフェイスタイプ
- ジェットタイプ
- 半帽タイプ(ハーフキャップ)
と言う位置づけになります。バイク用ヘルメットの選び方として、このバイクヘルメットのタイプによる違いも重要です。
フルフェイスヘルメットは、頭頂部、後頭部、顎部分、額部分、頬部分を保護してくれていますので、最も安全性の高いバイク用ヘルメットでもあります。
ジェットヘルメットは、フルフェイスヘルメットのように顎の部分を保護していませんが、頭頂部、後頭部、額部分、頬部分を保護してくれます。
半帽タイプは、頭頂部のみを保護しているため、最も安全性が低いと言われています。
バイク事故で頭部に関して、最も負傷箇所の多い部分は、顎の部分であるといわれています。
(全身でいうと、手や足のほうが負傷箇所としては多いです。)ですが、頭全体でみると、顎以外の負傷箇所のほうが多いので、頭頂部、後頭部、頬を保護してくれるタイプを重視した選び方が良いです。
ですので、半帽タイプ(ハーフキャップ)は、頭頂部のみを保護しているので、バイク用ヘルメットとしての保護機能は十分ではないと言えます。
安全性を重視した選び方といえば、フルフェイスヘルメットかジェットヘルメットのタイプを選ぶのが賢明な選び方と言えます。
この2タイプはカラーバリエーションも豊富ですし、メーカーも豊富にラインナップしておりますので、気に入ったデザインのバイクヘルメットも見つけやすいです。
タイプを重視したバイクヘルメットの選び方をご紹介しました。この選び方はあくまで一例です。選び方の参考にして頂き、どの選び方をするのはご自身でお決めください。
【選び方3】試着してサイズを確認、これ重要!
サイズを重視した選び方。
自分の気に入ったバイク用ヘルメットが見つかったら、サイズを確認してください。
自分の頭のサイズを把握している方はほとんどいないと思います。
ですので、購入前には必ず試着してから決める選び方をおすすめします。
自分の気に入ったデザインであっても、メーカーによってフィット感が違います。
いくら自分が気に入ったバイク用ヘルメットであっても、自分の頭に合わないというケースもあります。
そういうバイク用ヘルメットの選び方をした場合、万が一事故に遭遇してしまったら、安全機能が不十分なケースもあり得ます。
バイク用ヘルメットを購入される前には試着してみて、自分に合っているかの確認する選び方が正しい選び方といえます。
バイク用ヘルメットには、サイズが細かく表記されているものがあります。
半帽タイプのものはフリーサイズのものが多いです。このサイズですが、メーカーによって微妙に違います。
A社のMサイズとB社のMサイズでは、極端なことを言えば、SサイズとLサイズくらいの差があることもあります。
特にアメリカやヨーロッパのメーカーは、同じサイズ表記であっても、日本のメーカーと比べて小さめに感じることがあります。
海外メーカーのヘルメットの選び方には注意が必要です。
そして、バイク用ヘルメットは、必ず装着しなければならない装備品ですので、着用していて不快感や違和感があるとそれが気になってしまい、ツーリングなどにバイクで出かけとようと思えず、バイクを楽しめなくなってしまいます。
その為、バイクヘルメット試着した時のフィット感が自分にあうかどうかを試着して確認してください。
バイク用ヘルメットを着用して、首を横に振ってもずれないか、首を横に振って、ずれてしまうサイズでは、車線変更などで、後ろを向いたときにバイク用ヘルメットがずれてしまっては大変危険です。
また、以前所有していたちょっと昔のタイプを使用しようと思われている方や、友人、知人のバイク用ヘルメットをもらう予定になっている人は、かぶった時に、昔と顔つきも変わっていたり、友人、知人と頭のサイズが違ったりと、あまりフィットしないこともあるかもしれませんので、一度試着してみてご自分にフィットしているかどうかを確認しておいてください。
フィットしていないようなものでは安全性が損なわれてしまいますので、お気を付け下さい。
そして、古いものですと、ヘルメット自体が劣化していたりして、当時誇っていた安全性が損なわれている可能性もあります。
ちょっと地面に落としたりすると、ヘルメットにヒビが入ったりする可能性もあります。それがヘルメットだけだから良いですが、自分の身に置き換えるとぞっとします。
バイク用ヘルメットの選び方として、サイズが自分に合っているか、または、サイズの微調整が出来るのかも重要なポイントになります。
サイズを重視したバイクヘルメットの選び方をご紹介しました。この選び方はあくまで一例です。選び方の参考にして頂き、どの選び方をするのはご自身でお決めください。
【選び方4】インナーの取り外しとつけやすさが大事
インナーを重視した選び方。
バイク用ヘルメットを購入して、1週間、1か月とだんだん使っていくと、自分の汗などをバイク用ヘルメットのインナーとという部分がどんどん吸い込んでいきます。
このバイクヘルメットのインナーですが、メーカーによっては取り外しにくい、取り外しやすい、取り外せないなど様々です。
このインナーを洗うことが出来たら、バイク用ヘルメット内部を清潔に保つことが出来ます。
その為、このインナーが取り外せるものタイプのものだとインナーの洗濯もできますし、交換もできます。
インナー自体は、簡単に取り外せるのですが、メーカーによっては、取り付けるときに四苦八苦してしまうものもあります。
インナーが取り外せるタイプのものですと、バイク用ヘルメットの内部を清潔に保つことが出来ます。
バイク用ヘルメットの選び方の一つとして、インナーの取り外しとつけやすさも大事なポイントではあります。
参考までに自分の感覚では、SHOEI、ARAIは取り外しやすくて、取り付けやすいですし、OGKは取り外しやすいけれど、取り付けにくいという印象です。
大事なヘルメットですので、長く使いたいという方には、このインナーの着脱は、選び方として、抑えておいたほうがいいポイントです。
インナーを重視したバイクヘルメットの選び方をご紹介しました。この選び方はあくまで一例です。選び方の参考にして頂き、どの選び方をするのはご自身でお決めください。
【選び方5】安いヘルメットは不安?
価格を重視した選び方。
バイク用ヘルメットが万が一の事故などに遭遇しても、自分の身を守ってくれるものであるならば、高い価格帯がいいと思われるかもしれません。
確かに価格は高ければ、高いほどより安全なモデルと言えます。
というもの、価格が高いバイクヘルメットは、非常に良い材質のものを使用しておりますので、安全性と言う点については、抜群の性能と言えます。
逆に言えば、価格が安いバイクヘルメットは、安全性が低いのかというとそうではありません。
バイク用ヘルメットの安全規格と言うものがありますので、各メーカーともPSCマーク、SGマークがついているからです。
つまり、PSCマークとSGマークがついているものであれば、安全性と言う点では、同じ基準を満たしていると言えます。
ですが、前述した価格の高いモデルは、日本の規格だけでなく、SNELL規格など多くの規格を十分に満足しているモデルでもあるため、価格もそれに見合ったものと言うことになります。
さらに残念なことに、バイク用ヘルメットは製造後からどんどん鮮度が落ちていくように劣化するものです。
新品で購入したバイクヘルメットも、使えばかぶり心地も変わってきますし、バイク用ヘルメットの帽体と言われる外殻も直射日光や風雨にさらされたりして劣化します。
衝撃に対して潰れる役目をしてくれる緩衝材も劣化していきます。
その為、価格の高いものだからと言って、5年10年と使用し続ける事は出来ません。
なので、日本の安全規格のSGマークは、3年の有効表示期間しかないため、日本のメーカーは3年毎のバイクヘルメットの買い替えを推奨しています。
価格を重視したバイクヘルメットの選び方をご紹介しました。この選び方はあくまで一例です。選び方の参考にして頂き、どの選び方をするのはご自身でお決めください。
【選び方6】実は多機能製品、機能からも選べます
機能面を重視した選び方。
バイク用ヘルメットには安全以外に様々な機能があります。
バイク用ヘルメット内部の通気性が良いエアベンチレーション機能、バイクで走っていると気になる風切音に対する静粛性、UVカット加工されたシールドが内側にあるインナーバイザーがついているもの、まだ開発段階ではありますが、バイクの速度などの情報がヘルメット内部のディスプレイで表示してくれるSF映画のような機能まで、実に様々な機能があります。
そして、バイクでロングツーリングをしたいと思われている方であれば、軽量なヘルメットで首への負担も軽減されるでしょう。
さらに、顎紐の締め方も好みが分かれるところです。
Dリング式とラチェット式やワンタッチ式など、同じメーカーでも顎紐を締める方式がタイプによって違います。
Dリングは、自分のさじ加減で締めたときの感覚が異なりますが、ラチェット式やワンタッチ式だと、バイク用ヘルメットをかぶるたびにこの締めた時の感覚がまったく違うということもないですし、脱ぎやすいという特徴もあります。
この機能面では、ご自分がバイクで何かしたい、何かしようと思う状況でご自分が欲しい機能、選び方は変わってくると思います。
機能面を重視したバイクヘルメットの選び方をご紹介しました。この選び方はあくまで一例です。選び方の参考にして頂き、どの選び方をするのはご自身でお決めください。
選び方ポイント総まとめ
平成22年から24年のバイク事故による死亡事故の損傷部位として、頭部が約50%の割合を占めています。
万が一の事故には遭遇したくないですが、バイクに乗る以上自分の身を自分で守る必要があります。
ですが、いくら安全のためとはいえ、自分の気に入らないデザインのものを選ぶ必要もありませんし、選び方を間違えて楽しいバイクライフが遅れるわけもありません。
街角でちらっと見たバイク用ヘルメットが気に入り、直観を重視した選び方をしたとしても、ご自分にフィットしていないと、
万が一の事故に遭遇した時にバイク用ヘルメットはあなたを守ってくれることはありません。
それは間違った選び方をしたからです。
バイク用ヘルメットの選び方としては、「安全規格の選び方」、「タイプの選び方」、「フィット感の選び方」、それに「かぶり心地の選び方」の
すべてに満足するものであれば、お気に入りのバイクヘルメットをかぶって、バイクできっと素敵な体験ができるでしょう。
しかし、なかなかネットを検索しても、選び方が分からずにどうすればいいのかと迷われる方もいらっしゃるでしょう。
選ぶことを強いられても選び方が分からないとなかなか決められないものです。
直観を重視した選び方はおやめください。事故の原因になりかねます。
ご自分が購入しようと思うバイクや、街中でバイクに乗っている人を見かけたときに選び方の参考になりそうな人などを観察しながら、まずはデザインやタイプを決めてみてください。
ご自分がバイクに乗ってこれからどう楽しもうかを考えてみると、ご自分の欲しいバイク用ヘルメットのイメージが湧いてきて、どの選び方をすれば良いか見えてくるでしょう。
そのイメージが湧かなくても、近くにバイク用品店がある方は、迷わずバイク用品店に行き、そこでとりあえずサイズを確認して「試着する選び方」をしてみてください。
ご自分に完全にピッタリフィットするものを見つけるのは、既製品を購入しようとする以上とても難しいです。
ですが、バイク用品店でもメーカーのプロショップとして活動しているところもあります。
バイク用ヘルメットメーカーは限られますが、ご自分にフィットしてくれるように微調整をしてくれますので、色々相談してみると良いです。
バイク用ヘルメットの選び方をとして、
【選び方1】安全規格を確認する。
【選び方2】好きな形を決める。
【選び方3】サイズを確認する。(可能なら試着をしてください。)
【選び方4】洗えるもの。
【選び方5】予算に見合った価格のもの。
【選び方6】機能性。
の6つのバイクヘルメットの選び方ポイントを挙げさせていただきましたが、何よりもご自分のお気に入りの選び方を探してみてください。
きっと、あなたのバイク用ヘルメットに巡り合えるはずです。
選び方の参考になれば幸いです。
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